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アディダス ローマ(1959年)

アディダスの70年代から80年代にかけて多くリリースされたのがモデル名に世界の都市の名前をつけた”シティコレクション”である。

 その地名にはアディダスが誕生したドイツの都市ケルンやベルリン、そしてドイツ以外のヨーロッパの都市ではロンドン 、パリ、マドリード、ナポリ、オランダのアムステルダム、スェーデンのストックホルムやスイスのベルン、ヨーロッパ以外だとサンフランシスコ、ボストン、他にもハワイやサモア、タヒチといったリゾート地の名を模したモデルまである。

シティコレクションの総数は少なくとも50種類は存在し、言い出すとキリがないほどでその中でも1,2を争うほど有名であり、シティコレクションの中でも一番初期にリリースされ、今なお多くのアディダスフリークスを虜にしているのが ”ローマ である。


アッパーにはホワイトベースのレザーを使用し、とてもシンプルな仕上がり。 アディダスの3本ラインはブルーという無駄を削ぎ上品な仕上がりで、シンプルイズベストを体現しているモデルである。

ローマがリリースされたのは1959年、

1960年にイタリアローマで開催された夏季オリンピックに向け、アスリートのための多目的シューズとして開発されたモデル。

リリース時の物にはアディダスお馴染みのトレフォイマークはなかったが、70年代に入ると現行モデルの最大のポイントでもあるトレフォイマークが追加され、今でも続く現在のスタイルが完成された。

imagefrom/oipolloi

つま先部分にはスエードで補強され、ディンプル状のシュータン、シティコレクションの象徴でもあるアッパーサイドにプリントされた”ROM”の文字、そして何よりレザーアッパーと相性抜群でレトロな雰囲気を醸し出すガムソールなど、リリース時からは少しのアレンジはあるものの、60年間という長い間このスタイルを守り続けているアディダスの古株人気モデルである。

imagefrom/oipolloi

 

アディダスはドイツブランドだが生産国については別で、リリース時のモデルは西ドイツであった。

しかしその後フランスに変わり、今は国として存在していないが南東ヨーロッパに位置していたユーゴスラビアに変わったり、他モデルと同様にどこで作られたモデルが好きか意見が分かれる。


  ローマと同時期にリリースされた姉妹モデルに”イタリア”というモデルがある。

ホワイトのレザーアッパーにブルーのストライプが”ローマ”で、

ホワイトのレザーアッパーにグリーンのストライプが”イタリア”である

imagefrom/adidas
imagefrom/adidas

その他のシティコレクション

・ドイツ/ミュンヘン

imagefrom/adidas

・ドイツ/ベルリン

imagefrom/adidas

・ドイツ/ケルン

imagefrom/adidas

・イタリア/ナポリ

imagefrom/adidas

・スウェーデン/マルメ

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・スウェーデン/ストックホルム

imagefrom/adidas

・スイス/ベルン

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・フランス/パリ

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・アイルランド/タブリン

imagefrom/adidas

・デンマーク/コペンハーゲン

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・オランダ/アムステルダム

imagefrom/suiken.com

 

・スペイン/マドリード 

imagefrom/adidas

・イギリス/ロンドン

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・スイス/チューリッヒ

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・ハワイ

imagefrom/oipolloi

・サモア

imagefrom/adidas

・タヒチ

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